「デザイン経営」テーマ 県がキックオフイベント
和歌山県は、企業全体をデザイン(設計)する経営手法を用いて中小企業の企業価値向上を目指すキックオフイベント「VALUE-WAKAYAMA Design Management‐」を25日午後1時から、和歌山市七番丁の和歌山城ホール1階展示室での対面とオンラインのハイブリッドで開く。
県では2022年度から「デザイン経営価値共創支援事業」を実施。デザイナーなどの支援者との新規事業構築や、企業ブランド創出を通した企業価値向上に関心のある人に同イベントへの参加を呼びかけている。
当日は、「理念経営2・0―理念を軸に意義ある会社を経営する」と題し、㈱BIOTOPE代表で、多摩美術大学特任准教授の佐宗邦威氏が基調講演する。
続いて、パネルトーク「実践者たちの深掘り。地域企業におけるデザイン経営の現在地」があり、佐宗氏と㈱タカショーデジテックの古澤良祐代表取締役社長、design NAP/inquess代表でビジネスデザイナーの藤戸佐千世氏が登壇。VALUE過去参加事業者による「デザイン経営による自社の変化とこれからの展望」についてのパネルトークもある。本年度のプログラム事業説明・質疑応答の後、名刺交換会・交流会も行う。
参加費は無料。定員は対面が80人。オンライン(Zoom)については定員なし。
申し込みはコチラから。問い合わせは県企業振興課(℡073・441・2760)。