七夕飾りに願い込めて 県立博物館で飾り付け

七夕飾り付けする園児ら
七夕飾り付けする園児ら

和歌山市吹上の県立博物館ロビーで26日、同市吹上の岡山幼稚園の年少児から年長児まで約50人が、七夕の笹に飾り付けをした。

1994年7月7日に同館がプレオープンしたことにちなみ、同館を応援する同館友の会と岡山幼稚園が毎年、飾り付けを実施している。

ロビーに置かれた7本に笹に、園児らは折り紙で作った織り姫とひこ星などの飾りを取り付けた。他にも、クレヨンで描いた野菜や菱飾りなどもあり、彩り豊か。最後に園児らは全員で「きらきら星」と「たなばたさま」を歌った。

年長児の金田杏奈ちゃん(6)は「プールと自転車、上手になりたいとお願いした」、北原一葵ちゃん(5)は「楽しかった。かわいい飾りになっていい感じ」と話していた。

関根俊一館長(68)は「同館にはたくさん人が来るが、皆さん喜んでくれると思う。みんなも時々見に来てください」と呼びかけた。

一般来場者向けの短冊と筆記具も用意されている。展示は7月6日まで。