始球式に信愛ソフトテニス部 高校野球和歌山大会

第107回全国高校野球選手権和歌山大会は11日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で和歌山北と和歌山工業の開幕戦があり、開幕戦の「アスリート始球式」では、全日本高校選抜大会で2年ぶり5回目の優勝を果たした和歌山信愛高校ソフトテニス部が登場し、大会の幕開けを飾った。
マウンドに立ったのは主将の天野莉子さん(3年)。後ろで笑顔の部員たちが見守る中、まずはテニスラケットでソフトテニスボールを打ち込み、一直線に飛んだ球はキャッチャーのグローブに直撃。さすがのコントロールで球場を沸かせた。
続く野球ボールでのピッチングはわずかにキャッチャーまで届かなかったが、観客からは大きな拍手が送られ、和歌山の夏の大会が笑顔いっぱいに開幕の時を告げた。