宇宙甲子園の地方大会 マリーナで缶サット打ち上げ
高校生が自作した空き缶サイズの人工衛星「缶サット」を打ち上げ、上空での放出、降下、着地の過程で技術力や創造力を競う「宇宙甲子園2025近畿地方大会」が9月6、7の両日に和歌山市で開かれる。
宇宙甲子園近畿地方大会実行委員会(藤木郁久実行委員長)が主催。6日に毛見の和歌山マリーナシティ第3駐車場で打ち上げ競技、7日に紀三井寺の南コミュニティセンターで事後プレゼン審査がある。缶サット部門の大会はことしで18回目。和歌山での地方大会は2010年に始まり、16回目。10年に選ばれた桐蔭高校は全国優勝し、アメリカの世界大会に出場。12年は日高高校が全国優勝でアメリカへ。18年にも優勝した桐蔭高校はイタリアに。同校は11、14~17、20年に全国で準優勝している。
地方大会に出場を予定しているのは9校。県内の5校(桐蔭、向陽、海南、串本古座、開智)の他、大阪や兵庫、三重からも計4校が出場する。
一般観覧も可能(事前申し込み不要)。6日は午後1時から開会式。打ち上げ競技は1時半から開始。7日は午前9時40分から事後プレゼン審査を実施する。
問い合わせは実行委員長・桐蔭高校教諭の藤木さん(℡073・436・1366)。