鮮やかな色彩 カンボジアの子どもたち絵画展

和歌山県海南市出身のメアス博子さん(51)が運営し、副代表で事務局長を務めるカンボジアの児童養護施設「スナーダイ・クマエ」の絵画展が29日、和歌山市本町のフォルテワジマ4階小ホールで始まった。31日まで。
和歌山アゼリアロータリークラブ(RC)が後援。同施設の名前、スナーダイ・クマエはカンボジア語で「カンボジア人の手によるもの」を示す。虐待を受けていた子どもや身寄りのない子どもが暮らし、母子家庭の子どもの支援も行っている。現在、施設で暮らす子どもらは、9~20歳の13人。国からの補助金がないため、施設の子どもたちが描いた作品を販売し、その収益を運営費に充てているという。
初日には開会式のテープカットが行われ、同RCの宮井靖輝会長や阿形博司市教育長らが出席。宮井会長は開会のあいさつをし、メアスさんに支援金の目録を贈呈した。
今回の絵画展では植物や風景などを題材にした水彩画を中心に、約100点を展示。約1カ月かけて猿の神様を描いた大型作品「ハヌマーン」など、色彩豊かな作品が並ぶ。
来場した女性(71)は「すごく明るくて希望にあふれている印象を受けた。(カンボジアの)皆さんは心が豊かなのだと思いました。来て良かった」と笑顔。
施設はことし、運営開始から25年目を迎え、メアスさんは「人生の半分を過ごしているカンボジアはホームのような場所。施設にいる子どもたちが新しく自分の家庭を持った時に幸せを感じられるような人生を送ってほしい」と話した。
会場では作品の他、Tシャツやエコバッグなどのオリジナルグッズも販売している。
午前10時~午後5時。問い合わせはフォルテワジマ(℡073・488・1900)。