「笑顔」の新聞に包まれたレタス マツゲンに並ぶ

「笑顔がいっぱい」(!?)新聞紙に包まれ、店頭に並んだレタス
「笑顔がいっぱい」(!?)新聞紙に包まれ、店頭に並んだレタス

レタスは新聞紙で包むと鮮度が長持ちします――。「野菜の日」の8月31日、和歌山市田屋のマツゲン和歌山インター店に、新聞紙で丸ごとレタスを包み、紙面に印刷された笑顔が所狭しと並ぶインパクト抜群の売り場が登場した。

㈱松源と味の素㈱が、野菜の日のキャンペーンの一環で実施。味の素の商品を使った料理の提案に加え、レタスの適切な保存で廃棄を少しでも減らすことなどを目的としている。

この日使われた「レタス保存用新聞」は、味の素が「Cook Doオイスターソース」の広告として8月22日付の本紙に掲載したもの。広告には、同店の前店長で、現在は打田店で店長を務める玉木献人さんの写真が大きく印刷され、「この新聞でレタスを包んで保存してください。是非やってください」と念押しでアピール。動画機能も盛り込んで呼びかけている。

この日は同店入り口近くに販売コーナーを設け、試食も併せて実施。商品を買うと、新聞で包んだレタス1個が景品としてプレゼントされた。ユニークな陳列はひときわ目を引き、買い物客は興味深げにレタスを手に取っていた。

インター店の農産課主任、山野靖二さん(43)は「顔写真が印刷された新聞で包むことで、お客さまにも親しみを感じてもらえるのでは。猛暑の影響でレタスの価格も高騰していますが、今回のような楽しい提案で購入につながればうれしい」と話していた。