暑さに負けず鮮やかに 中尾さん宅ミニヒマワリ

和歌山市三葛の洋画家・中尾安希さん(83)の自宅兼アトリエ「あきの美術館」でヒマワリが満開となり、近所の人たちを楽しませている。
中尾さんは毎年夏にアサガオを育て、たくさんの花を咲かせるのが名物となっていたが、ことしは暑さで枯れてしまったという。庭が寂しく、ヒマワリを植えたがそれも育たず、7月末にミニヒマワリの種を購入。400個をまくと25の芽が出た。段ボールで日よけを作って強い日差しを避け、朝晩水をやり、大切に育てたところ、しっかりと根付き今月に入って花を咲かせ始めた。「やっと咲いたね」と声をかけてくる人もいて、黄色い花が周辺を明るく彩っている。まだ蕾のものもあり、今月末ごろまで楽しめそうだという。