自民党総裁選告示 県連でも投票用紙発送

石破茂首相(自民党総裁)の後継を決める総裁選挙が22日に告示され、党和歌山県連は、投票権を持つ県内の党員(党友・国民政治協会員を含む)7846人に投票用紙を発送した。
総裁選には、小林鷹之元経済安全保障担当大臣、茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、高市早苗前経済安全保障担当大臣、小泉進次郎農林水産大臣の5人が立候補を届け出た。
22日朝、和歌山市の県連事務所で発送準備が行われた。県連総裁選挙管理委員会の尾﨑太郎委員長が「公正公平な選挙を心がけて職務を行いたい」と呼びかけ、5人の委員が投票用紙を確認した後、県連職員は投票用紙が入った段ボール箱に封をし、車に積み込んで郵便局へと向かった。
投票権を持つのは2023、24年の2年続けて党員である人。投票は郵送または県連に設置の投票箱で受け付け、10月4日午前に県連で開票作業を行う。国会議員の投票は同日午後1時から東京の党本部で実施する。
全国の党員票は、各候補の得票数に応じてドント方式で地方票295票に振り分けられ、同数の国会議員票と合わせた590票で新総裁が選出される。