摩訶不思議な世界に誘う マジックフェス盛況

和傘を使ったマジックも華やかに
和傘を使ったマジックも華やかに

和歌山マジシャンズクラブ(森教二会長)の発表会「第25回マジックフェスティバル」が16日、和歌山市の和歌山城ホール大ホールで開かれ、和洋を織り交ぜた多彩なマジックで、満席となった観客を笑顔にした。

市民文化まつりの一環として開催。同クラブは「市民成人学校マジック教室」(現「市民大学マジック教室」)修了生で結成され、ことしで34年目を迎えた。同クラブメンバーの他、市民大学マジック教室の受講生、子どもマジック体験教室の参加者を含めて26人が出演。

開会を前に、森会長は「子どもたちのすがすがしく、一生懸命な演技を見ていただければ。きょう一日、マジックをどうぞお楽しみください」とあいさつ。

華やかな衣装をまとった出演者は、カードやリング、グラス、スカーフなどを使い、バラエティーに富んだ内容で不思議な世界を届けた。

何もない空間から、色鮮やかな和傘や扇子を次々と出す古典奇術、仮面が素早く変わる「変面」などが披露され、不思議な妙技に客席からは大きな拍手が送られた。

また、特別ゲストに県出身のマジシャン竜弥さんを迎え、華やかなステージとなった。