ご当地WAONで活性化 イオンが県に223万円寄付

イオンリテール㈱は電子マネー「紀の国わかやまWAON」の利用金の一部を県に寄付し、知事室で寄付金受贈に伴う感謝状贈呈式が行われた。
同電子マネーはイオンモール和歌山(和歌山市ふじと台)がオープンした2014年に発行が開始されたご当地WAON。全国のイオングループで利用でき、カード発行枚数は2月末時点で7万9627枚。利用金額の0・1%を地域貢献のために寄付する仕組みで、本年度の寄付金額は223万3207円(イオンリテール㈱が176万9039円、㈱ダイエーが46万4168円)。開始以来の寄付金総額は2232万1723円となった。寄付金は県の産業振興や地域活性化に活用する。
感謝状贈呈式には、イオンリテール㈱執行役員西日本カンパニー支社の川本昌彦支社長、㈱ダイエー近畿支社近畿営業本部近畿営業企画部の大野正貴部長らが出席。寄付金の目録を受けた後、宮﨑泉知事は川本支社長と大野部長に感謝状を手渡した。
県とイオン㈱は県産品の販売促進など、さまざまな分野で協働して取り組むため、昨年2月に包括連携協定を締結している。


