教育に功績の13人に 和歌山市が功労者表彰

学校教育、社会教育、教育行政などの分野で、長年にわたって尽力した人に和歌山市教育委員会が贈る「市教育功労者表彰」の本年度の受賞者が決まり、16日に13人が表彰された。
表彰制度は1966年度に始まり、ことしで60回目。これまでの受賞者は累計1069人となった。
市役所で表彰式が行われ、阿形博司教育長は「皆さまには長年にわたり、深い情熱と使命感を持ってご尽力いただきました。その献身的な取り組みは多くの子どもたちの健全な成長と地域コミュニティーの発展に寄与するものであり、本市教育の基盤となっています」と感謝。「今後も和歌山市の教育発展のため、お力添えくださるようお願い申し上げます」と式辞した。
受賞者を代表し、三田小学校の前校長の桑木義典さんが「表彰いただいたことを誇りとし、なお一層精進を重ね、今後もそれぞれの活動を通して社会貢献できるよう引き続き尽力する決意です」とお礼の言葉を述べた。
表彰を受けたのは次の皆さん(年齢は11月1日時点)。
【学校教育】
桑木義典(61)前三田小学校長
【学校保健】
津野博(76)学校内科医▽上西豊基(71)学校内科医▽森惠子(67)学校内科医▽上中保博(63)学校内科医▽神人美報子(61)学校耳鼻科医▽林宏徳(55)学校歯科医▽市川博彰(53)学校歯科医▽中川陽介(38)学校薬剤師
【社会教育】
根岸寛治(66)和歌山市和歌浦地区公民館館長▽土橋弘(79)日本ボーイスカウト和歌山地区協議会国際委員長▽西谷昌子(72)一般社団法人ガールスカウト和歌山県連盟常任委員
【教育行政】
森﨑陽子(72)前和歌山市教育委員会委員


