一年の汚れを取り除く 和歌浦天満宮で「すす払い」

楼門のすす払いをする小板宮司と巫女
楼門のすす払いをする小板宮司と巫女

新年を迎えるにあたり、一年の間にたまった汚れと、厄やけがれを落とす師走恒例の行事、煤(すす)払いが13日、和歌山市和歌浦西の和歌浦天満宮(小板政規宮司)で行われた。

神事では小板宮司がことしの猛暑、米をはじめとする物価高、熊による被害などをはらい清め、来年は良い年になるよう祝詞を奏上。巫女(みこ)と共に約3㍍のササ竹で楼門のほこりを払った。

小板宮司は「来年は気候変動の影響による被害がなく、豊かな一年になるよう願っている」と話した。

この日から本格的な迎春準備がスタートする。