青森ねぶたなど集結 日本の祭り明かりの展示

全国の祭り明かりとイルミネーションの演出が楽しめる企画展「日本あかり博×けやきライトパレードby FeStA LuCe」が、1月17日から3月29日までの金・土・日曜、祝日に、和歌山市一番丁のNTT西日本和歌山支店1階で初めて開かれる。
「日本あかり博×けやきライトパレードby FeStA LuCe」実行委員会が主催。
日本あかり博は、全国の「祭り」「アート」「職人」「デザイン」「テクノロジー」の異なるジャンルの伝統や技術を集結させた、国内最大級の明かりアート展。
同市では、これまで屋外専門照明メーカーや行政、地元協賛企業などが中心となり、フェスタ・ルーチェ、けやきライトパレード、和歌城公園内の光の回廊が開催され、ライトアップで地域活性に取り組んできた。
今回、同あかり博が、豊富なあかり文化のある同市の活動に共感し、全国の祭りを開催する行政や祭り実行委員会に呼び掛け、初開催することとなった。
テーマは「光の街、和歌山と全国のあかり文化の出会い」。今展では同あかり博のキュレーターと海南市の屋外照明メーカーの㈱タカショーデジテックが共作したオリジナルのイルミネーション演出や、三大魚あかりの魚ちょうちん共演などがあり、見どころがたくさん。
三大魚あかりは、「金魚ねぷた」(青森県弘前市)、「鯛車」(新潟県新潟市)、「柳井金魚ちょうちん」(山口県柳井市)で、今展で初めて一堂に会する希少な機械となっている。
青森ねぶた祭からは、ねぶた・師北村春一さんの2024年作品「達谷窟伝説」(高さ2㍍)が展示され、秋田竿燈まつりと山口七夕ちょうちんまつりの共演作品も並ぶ。他にも山口県柳井市の分散型ミュージアム「シークレットミュージアム」で来年に常設予定の新展示「フィッシュサーキット」の先駆けての公開や、先日、和歌山市内で開催された、柳井金魚ちょうちんのワークショップで金魚の尾ひれなどを付けて制作した金魚ちょうちんが展示される。
午後5~9時。入場料は大人1000円、学生500円、未就学児無料。


