県内こども食堂150カ所 支援奏功、増加率全国1位

和歌山県は13日、県内のこども食堂が10日時点で150カ所になったと発表した。県内232小学校区のうち95区(40・95%)に設置済みとなり、県は各区に1カ所程度を設置する目標に向け、今後も立ち上げ支援などを継続して推進する。
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえが実施した2025年度全国箇所数調査結果(速報値)によると、25年8月時点で県内のこども食堂の増加率は全国1位の81・71%(全国平均17・9%)で、人口10万人あたりの数は7位の16・53カ所(同11・77カ所)となっている。
県はこども食堂の開設などを支援する補助金を23年6月から拡充。24年4月には、関係団体の連携を図る「県こども食堂応援ネットワーク」を設立し、全振興局にこども食堂担当窓口を設置するなど、手厚い支援が設置数の増加につながったとみられる。
宮﨑泉知事は13日の定例記者会見で、「子どものためだけでなく、地域コミュニティーの重要な拠点。ぜひ一度、近くのこども食堂に足を運んでほしい」と県民に呼びかけた。
各小学校区に1カ所程度の設置を目指す従来の目標は維持するとしながらも、子どもを含む多世代の交流の場がある地域、必要だと住民が考えていない地域などには県から設置を求める考えはないとの認識を示した。


