地方の公共交通見守って 貴志駅でニタマ鎮座祭

鎮座祭に参加する小嶋社長㊧ら
鎮座祭に参加する小嶋社長㊧ら

和歌山電鐵㈱(和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)は14日、貴志川線で猫駅長として愛され、昨年11月20日に天寿を全うした「ニタマ」の50日祭と鎮座祭を貴志駅で行った。駅構内の「たま神社」隣に作られたニタマ神社に「ニタマ駅守大神(えきまもりおおかみ)」として祭られた。

永眠50日の節目に行われ、小嶋社長と同駅駅長「よんたま」、8日にお披露目されて今回が初業務となる駅長候補生「ろくたま」らが参列し、県内外のファンや観光客も見守った。大國主神社の宮司が祝詞を唱え、小嶋社長が「ニタマ駅守大神として和歌山電鐵はじめ世界の地域公共交通を守ってください」と最後の辞令を伝えた。

わがままでおてんばな性格という「ろくたま」は、終始落ち着いた様子で小嶋社長らと共に玉串を奉納するなど、風格を感じさせる姿が参加者の関心を引いていた。

小嶋社長は「完全上下分離での運営に向かって大きな節目でもある。これから神様として、たまちゃんとニタマで守ってもらいたい」と話し、小嶋社長によると「ろくたま」は「初めての仕事で緊張しましたが、先輩の努力を感じ、やる気が出たニャー。これから頑張るニャー」と決意していたという。