共産が小選挙区に擁立 1区は前氏、2区は畑野氏


共産党和歌山県委員会は21、22日、次期衆院選(27日公示、2月8日投開票)の県内小選挙区の予定候補2人を相次いで発表した。いずれも新人で、1区には党県副委員長の前久氏(69)、2区には党県委員の畑野良弘氏(65)を擁立する。
1区の前氏は古座川町出身、南九州大学園芸学部卒。和歌山西部民主商工会を経て党県委員会勤務となり、2024年から現職。国政挑戦は参院選で4回、衆院選は初めて。
2区の畑野氏は串本町出身、横浜放送映画専門学院卒。フリーカメラマンなどを経て帰郷し、22年から現職。21年衆院選の旧和歌山3区以来、2度目の国政挑戦となる。
2人は、消費税の全品目での5%への即時引き下げ、最低賃金の全国一律1500円確保などの大幅な賃上げ、憲法9条を守り、戦争をする国づくりへの断固反対などを主要政策としている。
1区については当初、立憲民主党から信頼できる候補が立てば擁立を見送る考えもあったが、同党が公明党と新党「中道改革連合」を結成し、集団的自衛権の行使を含む安保法制や原子力発電所再稼働の容認など、共産として認められない政策を掲げたため、独自候補を擁立したとしている。
前氏は「立憲民主党は公明党に取り込まれ、変質してしまった。残念だ。立憲主義、憲法9条を守る立場から、高市政権に真正面から対決する候補は私しかいない」、畑野氏は「普通に働いて、普通に安心して暮らせる社会にしなければいけない。政治とカネの問題に無反省な自民党政治を変えていく」と話した。
共産の2氏以外の立候補予定者は、1区が自民党現職の山本大地氏(34)、国民民主党入りする現職の林佑美氏(44)、日本維新の会新人の浦平美博氏(54)、中道改革連合新人の要友紀子氏(49)、参政党新人の林元政子氏(51)、2区が無所属現職の世耕弘成氏(63)。


