V奪還へ一丸 ウェイブスに新たに10人入団

関西独立リーグに所属する和歌山県内唯一のプロ野球球団「和歌山ウェイブス」(西河洋樹球団代表)は1月30日、白浜町のホテルで新入団選手発表の記者会見を開き、新入団選手10人を発表。選手たちが意気込みを語った。
ウェイブスは2022年に発足。若手選手の育成とNPB(日本野球機構)への選手輩出を目標に県内を拠点に活動し、23年にはリーグ優勝を果たした。21人の選手が在籍し、野球塾開校や小学生登下校の見守り隊などの地域活動も積極的に行っている。
昨シーズンは5球団中4位という悔しい結果となり、今シーズンは首脳陣を一新。松本聡監督を筆頭に「鯱頂(こちょう)V奪還」をスローガンに掲げ、3年ぶりの優勝を狙う。今シーズンに向け、投手力と打撃力を重視し、選手を補強した。
NPBウエスタン・リーグ「くふうハヤテベンチャーズ静岡」から、最速150㌔の直球が武器の野口渉投手(24)と、コーチも兼任する深谷力捕手(25)のバッテリーが移籍しチームを引っ張る。
野口選手は昨季、出場試合数を上回る24奪三振を記録した右腕で、深谷選手は和歌山ウェイブスへの復帰となる名捕手。
地元からは、すさみ町出身の濵中悠希遊撃手が球団トライアウトを勝ち抜いて入団。地元の星として活躍が期待される。
シラハマキーテラスホテルシーモアで行われた記者会見には、新入団選手のうち8人が参加。野口選手は「150㌔のストレートとカーブ、スライダー、チェンジアップを交ぜ、打者を打ち取る」と意気込み、深谷選手は「バッティングを見てほしい。コーチとして経験を選手らに伝えチームを引っ張っていく」とアピール。濵中選手は「まずはレギュラーを取ること。個人タイトルも取りにいきたい。野球で地元を盛り上げられたら」と活躍を誓った。
西河球団代表は「食物連鎖の頂点に立つシャチのように心も力も強く、危機回避のときは一丸となって行動するチームを目指す」と決意。松本監督は「ウェイブスが目指すのは頂点のみ。昨年の悔しさを胸に、もう一度優勝する覚悟を『鯱頂V奪還』に込めた。今シーズンにご期待ください」と意気込んだ。
2月に春季キャンプ、3月にオープン戦、4月にシーズンが開幕する。野球教室や活動の様子は公式インスタグラム(@wakayama_waves)から確認できる。
入団選手は次の皆さん。
【投手】野口渉▽鈴木涼希▽川島慶土▽安田光佑▽東秀
【野手】深谷力=捕手▽淵本光=外野手▽濵中悠希=遊撃手▽小坂優絆=外野手▽宮崎晃地=二塁手

