公認会計士の合格を報告 和商生2人が母校訪問

公認会計士試験合格の報告で訪れた西海さん㊧と吉田さん(県立和歌山商業高校提供)
公認会計士試験合格の報告で訪れた西海さん㊧と吉田さん(県立和歌山商業高校提供)

和歌山県立和歌山商業高校(和歌山市砂山南)卒業生で関西大学4年の西海詩(にしうみうた)さん(22)と龍谷大学3年の吉田凪那(よしだなな)さん(20)が母校を訪れ、公認会計士試験の合格を報告した。

西海さんは税理士になることを目指して同高校に進学。公認会計士という仕事を知ったのは入学してからだという。珠算部に所属し、全国大会にも出場。簿記検定をはじめ、七つの1級を取得した。

吉田さんは同高校で硬式テニス部に所属し、近畿大会にも出場。3年生になって進路を考えるにあたり、公認会計士の仕事を知り、進学して資格を取得することを決意したという。

2人とも大学に入学してからは、授業の空き時間も利用して一日8時間程度、勉強していたという。

周りの学生たちが楽しく過ごしているの見てどう感じていたのかという同高校教員からの問いに2人は、「大変だけど将来に向けて今、頑張りたいと思った」と答えた。また、「高校で学んだ商業科目が会計士試験の土台として非常に役立った」とも話した。

報告を受け、同高校の山本有作教頭は「珠算部だった西海さんから、そろばんの技能だけでなく、電卓を素早く扱う力や電卓の機能を最大限に活用する技術、さらにマーケティングをはじめとする多様な商業科目の知識が大いに役立ったと聞き、うれしく思う」と話した。

公認会計士試験は難関国家資格とされ、金融庁によると、2025年の合格率は7・4%となっている。