交通安全大使に坂尻夏海さん 和歌山県警が委嘱

本年度の交通安全大使に和歌山県出身のモデル・タレントの坂尻夏海さん(25)が就任し、1日、和歌山市西の県警本部交通センターで委嘱式が行われた。
県内の人身交通事故は2002年以降、24年連続で減少し続けているが、本年は予断を許さない状況だという。特にこの時期は新入学生や新社会人が活動を始める時期でもあるため、事故の増加が懸念される。また、自転車の交通違反に対する青切符制度の運用も始まり、自転車利用者にはより一層の交通ルールの順守が求められる。そんな中、県民や若い世代への情報発信を強化するため、地元出身で知名度も高い坂尻さんに交通安全大使を委嘱する運びになった。
坂尻さんは御坊市出身。大手芸能事務所オスカープロモーションに所属し、御坊市観光PR大使や日高広域観光振興協議会公式インフルエンサーを務める。祖父が県警の警察官であったことから、幼少期からさまざまな話を聞き、「交通事故は自分だけでなく、相手の人生も奪ってしまう」と教えられてきたという。
式では木村充次交通部長が坂尻さんに委嘱状とタスキを交付し、「大使の笑顔のように、和歌山県の交通安全がより一層明るく輝きますよう期待しております」とあいさつ。
坂尻さんは「警察官の制服に袖を通し、改めて交通安全大使の責任の重さを強く感じ、身の引き締まる思いです。地域の皆さまが安心して暮らせる社会づくりに貢献できるように努めてまいります」と決意を述べた。また、「皆さんに思いやりや譲り合いの気持ちを持っていただいて交通ルールを正しく理解して生活してほしい。誰もが気を付けていかなければならないことなので、できるだけたくさんイベントや啓発活動の場に立って交通安全を呼びかけていきたい」と話した。
任期は2027年3月31日までの1年間。
式終了後、坂尻さんはJR和歌山駅西口前に移動。和歌山東署の署員らと共に自転車利用者らに青切符についての注意を促すチラシを配布し、注意を呼びかけた。


