「命守る」決意胸に 警察・消防学校で入校式

和歌山県警察学校、県消防学校で7日、入校式が行われた。「県民に信頼される警察官に」「責任感を持ち、仲間と協力して取り組みたい」――。新規採用された職員らが、県民の命を守る職務への思いを新たにスタートを切った。

県 警
任命辞令を受ける垣内巡査(県警)
任命辞令を受ける垣内巡査(県警)

和歌山市木ノ本の県警察学校では、初任科第161期生(長期課程)30人、162期生(短期課程)40人、一般職員初任科第47期生16人の入校式が行われ、18~40歳の警察官・職員が第一歩を踏み出した。

式では髙水浩圭校長が「警察組織の一員としての自覚を持ち、奉仕の精神と豊かな人間性を養うこと、本校の教訓である『自律・向学・活力』を体現することを心がけてほしい。主体的に学び、心身ともに鍛錬してください」と式辞を述べた。

その後、壱岐恭秀本部長が任命辞令を交付。初任科生を代表して垣内梨瑚巡査が受け取り、宇治田壮志巡査が「不偏不党かつ公平中正に警察職務の遂行にあたることを固く誓います」と宣誓した。

162期生の垣内さんは「白バイ隊員に憧れて目指した。県民から信頼される警察官になるために知識や技術、体力を身につけたい」、161期生の杉山颯汰さんは「父も警察官で、県民のために働く姿に憧れた。地域の方々に寄り添える警察官を目指したい」と抱負を述べた。

今後、161期生は約6カ月、162期生は約10カ月の初任教養を受け、各警察署に配属される。

県消防学校
宣誓する平田さん(県消防学校)
宣誓する平田さん(県消防学校)

和歌山市加太の県消防学校で行われた入校式では、県内16の消防本部で採用された18~25歳の初任教育第50期生56人が、高い志を胸に消防士としてのスタートを切った。

式辞で大谷清高校長は「消防の果たす役割は年々増大している。かけがえのない命を災害から守るために日々緊張感を持って、体力と専門的な知識・技術を習得してください」と訓示した。

入校生を代表して、平田龍輝さん(25)=串本町消防本部=は「学生としての責務を深く自覚し、校則を守り勉学に励むことを固く誓います」と宣誓した。

入校生はことし9月4日までの5カ月間、寮生活を送りながら、消防や救助を実践で訓練し、各種法律の基礎知識などを学んだ後、各消防本部の現場に配属される。

平田さんは、智弁和歌山高校で2018年の選抜高等学校野球大会で準優勝に貢献し、大学卒業後、マツゲン箕島硬式野球部などでの経験を経て入校した。「県民の命を預かる大切な仕事で責任感がある。周りと協力して取り組める消防士を目指したい」と意気込んでいた。