今福北公園が完成 防災機能備えた憩いの場

和歌山市は今福地区に「今福北公園」を整備し、1日に供用を開始した。人工芝エリアや遊具などを設置し、住民の憩いや交流の場となるとともに、災害時に活用できる防災機能も備えている。
市によると、同公園は面積912平方㍍。中央には乳幼児の公園デビューや地域住民の語らいの場として活用できる人工芝エリアがあり、緩やかな丘の上には桜を植えた。滑り台やジャングルジムなどの複合遊具も設置し、多世代が見守り合いながら憩える、見通しの良い空間となっている。
防災機能では、ベンチの上部に設置され、陰をつくるパーゴラ(縦・横各3㍍×高さ2・5㍍)にはテントを取り付けることができ、災害時には雨風を防ぎ、救護所などに活用できる。ベンチは、座面を取り外して煮炊きができる「かまどベンチ」になっており、停電時も使用できるソーラー照明も備えている。
かつてあった公園整備計画が都市計画の見直しに伴って廃止されたが、住民らの要望を受け、防災機能を備えた新たな公園整備を決定。工事費約6000万円をかけ、昨年10月からことし3月にかけて施工された。
同公園は、都市計画道路「今福神前線」沿いに位置する。同線のうち、同公園前を含む市道今福17号線から神明神社前までの区間は6月末までの暫定供用を目指しており、開通すれば利便性もさらに高まる。


