AI分析システム導入 紀美野に新たなスポーツ拠点

和歌山県紀美野町動木の紀美野町スポーツ公園が「ULTRA SPORTS KIMINO」としてリニューアルした。全面改修に先駆け、体育館A棟(GREEN)が完成し、4日にオープニングセレモニーが行われた。他にも、人工芝グラウンドや陸上タータン、グラウンドも整備され、最大48人が宿泊できる部屋も新設。合宿も可能で、AI分析システムを導入し、チームや個々の技術向上が期待される。

本年度には、体育館B棟(BLUE)の整備も進め、2027年の公園全面完成を目指す。総工費は約14億円。
老朽化した同施設の機能を再設計し、災害時には避難所としても活用するために改修され、民間パートナーのKIMINO STUDIES㈱(同町動木、尾形良樹・瀧本淳代表取締役)と、10社で構成される共同事業体のコンソーシアムと協働した複合施設となる。設計、建設、運営を民間事業者に一括して委託する「DBO方式」を採用。
完成した体育館は、1階にバスケットコートとトレーニングルーム、2階は宿泊室、観客席などがある。

AI分析サービス「SPLYZA」をスポーツに新たに取り入れ、屋内外に設置されたAIカメラでサッカーやバスケットボールなどのプレーを撮影し、チームで映像を見て振り返り、課題や評価を見つけることができる。野球などの投球やバッティングフォームなど、個人の分析も可能。「SPLYZA」を公共施設に導入するのは世界初という。
式典では、小川裕康町長が「新たなにぎわい創出の場になれば」とあいさつし、テープカットが行われた。
スポーツ環境のアップデートと地域活性を両立させる新たなモデルケースに位置付け、市民交流や合宿誘致などを行い、地域活性を目指す。
利用の申し込みは同施設へ電話(℡073・488・2082)で。午前9時から午後9時まで。火曜定休。

