日本、地元勢も活躍 ツール・ド・熊野が閉幕

国際自転車競技連合(UCI)公認のロードレース「第26回ツール・ド・熊野」は10日、和歌山県太地町での最終第4ステージが行われ、ルーク・バーンズ選手(オーストラリア、ヴィクトワール広島)が全464㌔のコースを11時間1分25秒で制し、個人総合優勝を果たした。
チーム総合成績はヴィクトワール広島が33時間7分12秒で1位。個人総合では岡篤志選手(Astemo宇都宮ブリッツェン)が日本勢最高の6位、地元のキナンレーシングチームの橋川丈選手が10位に入った。
ツール・ド・熊野はNPO法人スポーツプロデュース熊野(角口賀敏理事長)が主催。プレイベントの「和歌山城クリテリウム」(6日、和歌山市)に続き、7~10日の4日間、三重、和歌山両県の紀伊半島南部を舞台に本戦を行った。
最終日は「太地半島周回コース」(104・3㌔)。全10周の6週目、先頭グループから小石祐馬選手(キナンレーシングチーム)が飛び出すが、7周目に追走を試みた山田拓海選手(シマノレーシング)が合流に成功。先行する2人から数十秒差でメイン集団が追随する展開となった。小石選手は最終10周目で逃げ切りを狙うが、残り4㌔で後続集団が追いつき、ニルス・シンチェク選手(オランダ、リーニン・スター)が先頭でフィニッシュ。2時間31分18秒で、第1ステージに続く今大会2勝目を決めた。
シンチェク選手から10秒遅れ、バーンズ選手ら18人の集団がなだれ込むようにゴール。個人総合は、バーンズ選手がシンチェク選手をわずか1秒差で抑える結果となった。
バーンズ選手は「大会を支えてくださった関係者の皆さん、応援してくださったファンの皆さんに感謝を伝えたい。これだけの成果を挙げられるとは思っていなかったし、最高の気分だ」と話した。


