誘客推進へ連携協定 和歌山市観光協会と県旅行業協

一般社団法人和歌山市観光協会(会長=尾花正啓市長)は28日、協同組合県旅行業協会(青木査稚子理事長)と一般社団法人県旅行業協会(古市啓悟会長)の2団体と「魅力ある地域観光資源を活用した観光誘客に関する連携協定」を締結した。
両旅行業協会は、いずれも県内の旅行関係事業者52社(市内14社)が加盟する団体。協同組合は商品造成などの共同事業を行い、一般社団法人は事業者の法的サポートを担うなど役割は異なるが、県協会に関しては、両方の会員が共通し、一体的に活動している特徴がある。
今回の協定の背景として、旅行形態が地域ならではの観光資源を生かした「体験型」を中心とするものに変化する中、市観光協会では、地域の魅力を深く伝えることができる旅行商品を開発する十分なノウハウがない課題を抱えてきた。
協定では、地域の観光の現場を深く知る旅行業者のノウハウを生かすことで、ニッチな需要を売れる旅行商品へと磨き上げ、より多くの誘客につなげる狙いがある。また、市観光協会単体では困難な全国への旅行商品販売について、全国旅行業協会の広域的なネットワークを活用できるメリットも大きい。
観光協会と旅行業協会による連携協定は県内初で、全国的にも珍しい取り組みだという。
協定締結式は市役所市長室で行われ、青木理事長、古市会長、尾花市長が協定書に署名した。
青木理事長は「協定は大変光栄。観光協会と手を携えて市の観光資源を磨き上げ、全国に魅力を発信していきたい」、古市会長は「まだ眠っている観光素材がたくさんある。そこを発掘して、和歌山にお金を落としてもらえる仕組みを作っていきたい」と話し、尾花市長は「経験豊富な旅行業協会との連携により、さらに魅力的な商品が出せる。かせげる観光へ、しっかり頑張りたい」と述べた。


