故郷の和歌山で撮影 岡本玲さん主演映画『ひとりたび』

映画をPRする岡本さん(『ひとりたび』オフィシャル提供)
映画をPRする岡本さん(『ひとりたび』オフィシャル提供)


和歌山市出身の俳優・岡本玲さん(35)が主演を務める映画『ひとりたび』が、27日から全国で公開される。同市や岩出市を舞台に撮影された同作品の公開に先立ち21日、和歌山市のイオンシネマ和歌山で先行上映会が行われ、岡本さんと石橋夕帆監督が舞台あいさつを行った。


自身の生き方を見つめ直すヒューマンドラマ ©Ippo

自身の生き方を見つめ直すヒューマンドラマ ©Ippo

同作品は、東京の会社を退職し実家へ戻った32歳の主人公が、地元で開かれた同窓会をきっかけに、自身の生き方を見つめ直すヒューマンドラマ。岡本さんは、自分と同年齢の主人公を等身大の感性で繊細に演じている。

メガホンをとったのは『左様なら』などの作品を手掛け、繊細な心理描写に定評がある石橋監督。石橋監督は「岡本さんが主演するなら、ぜひ和歌山で撮影したい」と、今回のロケ地を選んだ経緯を明かした。

劇中には、岡本さんが学生時代に通学で利用した和歌山電鐵貴志川線や、実際に友人と同窓会で訪れたカラオケ店などが登場する。

岡本さんは「思い出が詰まった場所で撮影ができ、役柄の感情と自分自身の記憶が交わる不思議でぜいたくな感覚だった」と撮影を振り返った。「大人になるにつれて、素直に言葉にできない思いや、やり場のない気持ちが増えていく。そんな観客の心に寄り添うような作品にしたかった」という岡本さん。「日常の忙しさから少しだけ離れ、この映画を通じて自分自身と対話するような、一種のリラクゼーションとして楽しんでほしい」と観客に呼びかけた。

同作は27日からイオンシネマ和歌山で上映される。