朝原さんが大会新記録 近畿マスターズ陸上

第42回近畿マスターズ陸上競技選手権大会が5日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で開かれ、近畿2府4県から男女合わせて約250人が、トラックや跳躍など24種目で日頃の鍛錬の成果を競い合った。先月に日本マスターズ陸上競技連合の会長に就任したばかりで、北京オリンピック銀メダリストの朝原宣治さんも出場し、大会新記録の力強い走りで会場を沸かせた。
マスターズ陸上は18歳以上であれば誰でも参加でき、原則5歳刻みの年齢で分けられたクラスごとで行われる。
最高齢は90歳で2人、80歳台は14人が出場し、ベテラン勢の健闘が期待された。
朝原さんは50歳から54歳までのM50の60㍍と100㍍に出場。スタートダッシュから他選手を大きく引き離し、圧巻の走りを見せ会場を沸かせた。100㍍を11・49秒でゴールし、大会新記録となった。
M90の砲丸投と円盤投には、大阪府の高岡宣雄さん(90)が出場。力強いフォームで5・9㍍と15・12㍍を投げ、どちらも大会新記録を樹立した。
県内の選手も健闘。W70の80㍍ハードルに挑んだ加藤恵子さんは、雨の中、次々とハードルを飛び越え、大会新記録の19・10秒でゴールした。

長谷利明さん(80)は、県記録の10㍍15㌢超えを目指し、立五段跳に初めて挑戦。足と腕のタイミングを合わすことを意識し、1、2回目で9㍍台をマークするも、続く3、4回目で失速してしまい、記録は9㍍64と一歩届かず。長谷さんは「スタートで力み過ぎた。練習通りを本番で出すのは難しい」と悔やんだ。


