和歌祭、新体制で決起 保存会会長に保井氏

紀州東照宮例大祭「和歌祭」の保存会と実行委員会は18日、和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で決起集会を開いた。
和歌浦の地で400年を超える歴史を刻む同祭は、勇壮な「神輿おろし」や豪華な時代絵巻が受け継がれている。5月にことしの祭礼を無事に終え、約150人の関係者が出席した会場では、来年に向けた結束を固めるとともに、新体制が発表された。
保存会会長に保井元吾さん、実行委員長に中山勝誠さんが就任。また、顧問や副実行委員などの主要役員も併せて選任され、盤石な体制で祭礼運営に当たることが確認された。
紀州東照宮の西川秀大宮司から温かい激励が寄せられ、保井会長は「明治期から続く和歌祭の歴史をしっかりと守り抜くことは、私たちにとって重い責務。400年の歴史を積み重ねてきた今、450年、そして500年先を見据え、時代に即した継承のあり方を模索していきたい」とあいさつ。
中山実行委員長は「先人の皆さまが大切に守り、受け継いできた歴史と思いを受け継ぎ、次の世代へとつないでいく責任がある。多くの皆さまに感動していただける和歌祭となるよう、全力で取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
関係者らは、先人が築いた伝統を礎に、祭りを未来へつなぐ意欲を新たにしていた。


