マリーナ再開発に期待 知事、IRの可能性にも言及

和歌山マリーナシティのリゾート開発に期待を示した宮﨑知事
和歌山マリーナシティのリゾート開発に期待を示した宮﨑知事

ホテル事業や不動産開発などを手がける霞ヶ関キャピタル㈱(東京都千代田区)が和歌山マリーナシティ㈱(和歌山市毛見)の買収を発表したことについて宮﨑泉知事は26日、「マリーナシティを観光振興の中心になる形で引っ張っていただけたらと思う。非常に期待している」と歓迎し、「(霞ヶ関)キャピタルさんがIR(カジノを含む統合型リゾート)を引っ張ってきたいというのであれば、協力もしていきたい」と述べた。

霞ヶ関キャピタルは21日、連結子会社を通じて和歌山マリーナシティ社の全株式を取得したことを発表。和歌山マリーナシティホテルやポルトヨーロッパ、黒潮市場、ヨット倶楽部などの既存施設を生かし、新たな価値創出に取り組むとしている。

和歌浦湾の人工島「和歌山マリーナシティ」は、県が主導したリゾート開発計画に基づいて造成された経緯があり、会場として使用された世界リゾート博(1994年)の成功後は、景気低迷などにより開発は進まず、仁坂吉伸知事時代にはIR誘致を目指したが、2022年に県議会で否決され、頓挫した。

宮﨑知事は「あそこ(和歌山マリーナシティ)を一大リゾート地にしたいという気持ちに変わりはない」とし、「ホテルやリゾート開発をやっていただけるように、こちらも仕向けていかないといけない。和歌山市と一緒になって事業者に声かけをし、どういう形で開発をしようとしているのかもヒアリングをしながら、共に進めていきたい」と述べ、可能性の一つとしてIRにも言及した。