全日本ボクシング優勝 山崎小6年の菖蒲選手

記念撮影をする菖蒲選手(前列左から2人目)、宮﨑知事(同3人目)ら出席者の皆さん
記念撮影をする菖蒲選手(前列左から2人目)、宮﨑知事(同3人目)ら出席者の皆さん

第13回全日本UJ(アンダージュニア)ボクシング王座決定戦(8月、京都府宇治市)の小学生の部男子40㌔級で、和歌山県岩出市立山崎小学校6年の菖蒲律毅選手(12)が優勝し、日本一に輝いた。10月7日、菖蒲選手は県庁に宮崎泉知事を表敬訪問し、快挙を報告するとともに、世界チャンピオンを目指す夢を話した。

菖蒲選手は県、近畿、西日本の大会を勝ち抜き、西日本代表として東日本代表の北海道の選手との王座決定戦に進出。1ラウンド1分30秒の3ラウンド制で戦い、第2ラウンド1分2秒にRSC(レフェリー・ストップ・コンテスト)で勝利した。

RSCは、選手の実力差が大きいと判断した場合などにレフェリーが試合を止めるもので、日本一を決める舞台で菖蒲選手の強さが光る結果となった。

菖蒲選手がボクシングを始めたのは小学4年生の終わりごろで、紀の川市出身のプロボクサー村田昂選手の動画を見て「カッコいい」と憧れたのがきっかけ。「基本練習がいっぱいあり、きついが、試合で勝った時のうれしさ、解放感がめちゃくちゃ楽しい」と話し、同市のMAD SPEED BOXING GYMで練習を重ねている。

5年生で出場した昨年の大会は、西日本大会の決勝で敗れた。敗因は、脇が空いた大振りのパンチが多かったことや、スタミナ不足にあったと分析し、ショートパンチを意識した練習や走り込みなどを重ね、昨年のリベンジを果たした。

表敬訪問には、県ボクシング連盟の島幸宏会長、遠藤富士雄理事長、星大二郎理事、菖蒲選手の両親が同行した。

宮﨑知事は和歌山から日本一が誕生したことを喜び、菖蒲選手の努力をたたえ、試合の様子や将来の目標などを次々と質問。菖蒲選手が「村田昂選手のような、人に愛されて、優しくて、強い選手になって、世界チャンピオンになりたい」と話すと、宮﨑知事は「すごい目標を持っている。頼もしい。これからも和歌山で頑張ってほしい」と激励した。