神出市長もズッコケ 海南で吉本新喜劇
日本青年会議所和歌山ブロック協議会(角濱功治会長)の第43回ブロック会員大会が24日、海南市民交流センターであり、住民参加型の吉本新喜劇が開催された。神出政巳市長や一般住民ら20人が吉本の芸人と一緒に好演。コケてボケて会場の600人を爆笑の渦に巻き込んだ。
神出市長はそのまま市長、角濱会長と海南JCの成川桂介理事長が助役、オーディションを勝ち抜いた10~50代の男女17人が学生やスナックのママ、子どもらの役でステージに立ち、吉田ヒロ、池乃めだからとコラボレーション。
神出市長は池乃に「僕、どこから来たの?」のギャグをフッたり、ラーメン屋の吉田に「あっちの和歌山ラーメン食べにいこか」とボケをかまし、「コケ芸」も決めて劇を盛り上げた。
「つれもて笑おら~明日のエネルギーのために~」がテーマの大会で、新喜劇も笑いの中に身近なエネルギーについて関心を引くようなストーリー。和歌山県住みます芸人「わんだーらんど」の2人も出演し、大いに沸かせた。
終演後、池乃に「もう市長辞めて新喜劇へ来なはれ」とイジられた神出市長は「地域おこしのためになればと挑戦しました。緊張したし、アドリブが大変でしたが、楽しくできました」と笑顔を見せていた。
大会では他、ご当地グルメが食べ放題の「たから市」があり、県内8JCがそれぞれ自慢の16品を出品した。