39チームの夏、開幕 高校野球和歌山大会

 第94回全国高校野球選手権和歌山大会が13日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で開幕した。40校39チームによる14日間の熱戦が繰り広げられる。

 開会式では昨年大会の覇者、智弁和歌山を先頭に、南地方の高校から順番に入場。学校統合後、初めての出場となる和歌山西・和歌山北の連合チームは25番目に登場し、堂々と行進した。

 県高野連の稲生淳会長は「最後まで諦めずベストを尽くし、チーム一丸となったプレーで和歌山に元気と感動を与えてくれると期待します」とあいさつ。選手を代表して笠田高校の西川恭盛主将は「一つの白球、一つのプレーに魂を込め、今野球ができることに感謝し、爽やかに清々はつらつとプレーすることを誓います」と宣誓した。

 同日の開幕戦では耐久と紀北農芸が対戦した。