和歌山JCが創立55周年記念式典
和歌山青年会議所(大城規史理事長)の創立55周年記念式典が9月29日、和歌山市七番丁のモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)で行われた。歴代の理事長3人をパネリストに迎えた記念シンポジウム「未来に向かって」もあり、会員や来賓ら約250人が節目の年を祝った。
パネリストは、第31代理事長の村上恒夫さん、第38代理事長の宮本明彦さん、第46代理事長の西平都紀子さん、大城理事長の4人。当時の写真をスクリーンに映し出しながら、和歌山での全国会員大会、世界リゾート博開催記念事業、FIFAワールドカップサッカー関連事業など、事業や活動の功績を振り返りながら、今後のあるべき姿を話し合った。
村上さんは「街づくりを進めるには、行政や経済界の協力が必要。みんなに認知されるような元気な活動を続けてほしい」、宮本さんは「何をするために青年会議所に入ったのがもう一度確認してほしい。自分を鍛え、資質向上と広いネットワークを築いてもらいたい」、西平さんは「いろいろな考えの人を引っ張っていくところに良さがある。人によって磨かれ、人間性が豊かになると教えられた。学んだことことは、仕事にも生かせられるはず」とエールを送った。
大城理事長は「会員の出席率も上がってきている。自分たちが、街を引っ張っていくという熱い気持ちを忘れず、60周年に向けて一丸となって活動を続けていきたい」とさらなる飛躍を誓った。
式典では、次年度理事長の保井伸介さんのあいさつもあった。同会議所は昭和32年9月に会員57人で創立した。現在会員は171人。