いよいよ発売へ 和大付属小の「わかやまポンチ」

 和歌山大学付属小学校 (和歌山市吹上) 4年生とファミリーマートが毎年、 共同開発しているコンビニスイーツ 「わかやまポンチ」。 ことしも7月の試作コンペを勝ち抜いた商品がいよいよ完成し、 4日、 同校で試食会が開かれた。

 県などが食育と県産品PRの一環で、児童が考えた「わかやまポンチ」を実際にコンビニで販売する3年目のプロジェクト。5月に授業、7月に試作品のコンペを行い、 ことしは4班「和歌山ポンチーム」が提案した「キラキラカラフルポンチ」の商品化が決まった。

 児童らは完成したポンチが登場すると 「すごーい」と歓声を上げた。太田絋暉君(9)は「ドキドキする。 みんなで頑張って作ったから買ってほしい」、 安達友紀さん(9)は「うれしい。 いろんな味が楽しめておいしい」 と笑顔で話していた。

 商品は10月30日から11月26日まで、 関西、 中国、 四国地方の約2260店舗で販売される。 1個240円。 県産の梅やミカン、 クラッシュゼリーで色鮮やかに仕上がっている。

 11月1日には児童らが 「こども店長」 となり、 ファミリーマートの県庁前店と和歌山ロイネット店で実際に販売も体験する。