4人で金メダル8個獲得 アジアマスターズ陸上

 第17回アジアマスターズ陸上競技選手権大会(2~7日、台湾タイペイスタジアム)に県から出場した4選手が計8個の金メダルを獲得。うち3選手が14日、県庁の仁坂吉伸知事を訪問した。

 金メダルを獲得したのは鴻池清司さん(75)=和歌山市=、樫葉正亮さん(72)=紀の川市=、関めり子さん(64)=和歌山市=、井上直樹さん(40)=同市=。

 鴻池さんはM75クラスの80㍍ハードル、300㍍ハードル、走り幅跳び、4×100㍍リレー、4×400㍍リレーで金。樫葉さんはM70クラスの2000㍍障害で、関さんはW60クラスの棒高跳びで、井上さんはM40クラスのハンマー投げで、それぞれ金を獲得した。

 仁坂知事は「本当に素晴らしい。高齢者のかがみです」と激励。5つの金メダルを獲得した鴻池さんは「体調などに不安はあったが、何事もなく予定通りに進んでよかった」と話していた。

 大会は2年に1度開かれ、今回は17カ国1630人(うち日本278人、県6人)が出場した。日本のメダル獲得数は出場国中1位で、金174個、銀111個、銅74個。