観光協会がCD「加太産歌」 桜鯛祭りでお披露目
自慢の加太を県内外へPRしようと、 和歌山市の加太観光協会(利光伸彦会長)は、 和歌山ゆかりの3組が加太の魅力を歌ったCD 「加太産歌(かださんのうた)」 を製作。 3月3日に発売する。 地元で歌い継がれてきた曲の復刻や名産の鯛の曲ダンスバージョンなど、 加太生まれの音楽が詰まった一枚。 2日の 「第5回加太の桜鯛祭り」 でお披露目される。
加太の歌3曲に、 オリジナルカラオケ付き全6曲。 加太出身の小嶋佐紀さんと、 大阪市出身の仲村智美さんでコンビを組む、 よしもと芸人 「虹色ポッケ」 も歌に挑戦し、 和歌山市出身の演歌歌手、 沙門宏幸さん、 紀の川市の宮本静さんが参加している。
「虹色ポッケ」 が歌うのは、 昨年11月発売の加太線100周年の記念アルバムにも収録された 「加太の鯛」 ダンスバージョン。 同市のNOBBYさんが振り付けをし、 ポップで楽しい印象に。
沙門さんの 「加太いってのもらよ」 は加太の美しい風景や海の幸を歌い 「♪ 電車に乗って 加太行って 昼間から飲もらよ!」 と、 ほろ酔い感たっぷり。 宮本さんが歌う 「加太小唄」 は、 地元の盆踊りなどで親しまれた民謡で、 原曲よりほんの少しスピードを速く、 踊りやすくアレンジした。 宮本さんの歌唱力で、 小粋に歌い上げている。
同協会では 「これほどのアーティストの方々の協力で完成できたのも加太だからこそ。 活性化への大きな弾みにしたい」 と期待。 「カラオケ付きなので湘南ソングのような感覚で口ずさんでもらえれば」 とPRしている。
1500円。 同協会加盟店や狐島のミュージックマート・イワキ、 インターネットショップ 「アマゾン」 などで購入できる。
磯汁の振る舞いも 淡嶋神社前駐車場
「桜鯛祭り」 は、 午前10時半から(鯛供養は10時~)淡嶋神社前駐車場で開催。 ステージでは、 ラテンビッグバンドの演奏がオープニングを飾り、 「加太産歌」 CD発売記念として、 3組がそれぞれの曲を披露。 楽しい踊りを交え、 キッズダンサーも登場する。
天然鯛の刺身や生わかめ、 磯汁が先着100人に無料で振る舞われる。
海産物販売や、 鯛どんぶり・鯛ラーメンなどのご当地グルメ出店の他、 加太港で水揚げされた魚介の即売会 「加太昼市」 も同時開催。
問い合わせは加太観光協会(℡073・459・0003)。