公立高校で卒業式 本年度は7991人巣立つ

 県内ほとんどの公立高校で1日、 卒業式があった。 和歌山市砂山南の県立和歌山商業高校(稲生淳校長)の卒業式は市民会館で行われ、 卒業生354人が巣立った。

 式では、 卒業生を代表して鈴木あずささんが卒業証書を受け取り、 稲生校長は 「本校で学び、 身に付けたことは必ず社会で役に立つ。 よき社会人、 職業人になれ」と式辞を述べた。

 2年生の塩路祐介君が在校生を代表して 「何事にも熱意を持つ先輩の伝統を受け継いでいきます」 と送辞。 卒業生の狗巻恵人君は答辞で3年間の高校生活を振り返り、 「大切な思い出がたくさんできました。 和商の生徒としての誇りを、 これからの人生に生かしていきます」 と誓った。

 この日は全日制35校4分校、 定時制・通信制11校1分校で卒業式が行われた。 本年度は7991人が卒業する。