古屋クラブ2年ぶりV 和歌山市ソフト春季大会
和歌山市ソフトボール協会 (長坂隆司会長) の春季選手権大会男子決勝が14日、 つつじが丘公園グラウンドで行われ、 古屋クラブが2年ぶり7回目の優勝を飾った。 古屋クラブ対SFK倶楽部という昨年の秋季大会1部決勝と同じ顔合わせとなったゲームは、 古屋が初回に挙げた2点を、 投手を軸にした堅守で守り切った。 MVPには、 得点のきっかけとなる2塁打を放った増田翔平選手が輝いた。
◇決勝
古屋クラブ
20000002
00000000
SFK倶楽部
古屋・上尾、 SFK・山中と好投手を擁する両チームの対戦は、 初回、 増田の中越え2塁打で2死2、 3塁とした古屋が、 大嶋の右越え2塁打で2点を先制した。 2回以降も追加点を狙う古屋は、 走者を出すものの、 山中の巧みな投球に、 あと1本が出ずスコアボードには零が並んだ。
古屋のエース上尾は、 初回に左前打、 2回に内野安打を許しただけで、 力強い投球を披露。 リードはわずか2点の厳しい状況にも、 3回以降はSFK打線を無安打に抑え、 反撃の隙さえ与えなかった。
古屋・田中監督は 「全員で勝ち取った優勝だ。 失点を少なく、 好機を逃さず得点に結びつける古屋らしい試合ができたと思う」 とし、 MVPの増田選手は 「こんな賞を頂きうれしい。 秋季も連続でもらえるように頑張る」 と意欲を見せた。 力投の上尾投手は 「きょうは球も走っていたので、 調子もよかった」 と自らのマウンドを振り返った。 準決勝と各個人賞は次の通り ◇準決勝=古屋クラブ2―0和歌山ヤンキース▽SFK倶楽部9―2ヤンキース16
☆優秀選手賞=山中豊 (SFK倶楽部)
☆敢闘賞=堀博之 (和歌山ヤンキース) 西垣充浩 (ヤンキース16)
決勝メンバー 《古屋クラブ》監督・選手=田中健治郎▽主将=馬場章亘▽選手=山本悠貴、 増田翔平、 上尾新一、 大嶋嘉晃、 垣内誠、 山村武、 尾鼻章好、 前山卓哉、 上田薫、 木下浩幸、 湯川嘉二彦、 山口康生、 山下亮介、 垣内賢一
《SFK倶楽部》監督・選手=和田透▽主将=沼田親紀▽選手=上荒磯泰弘、 村上忠行、 中家和富、 田中裕司、 奥俊之、 酒井慶行、 小角健太、 土谷新治、 山中豊、 田谷泰一、 坂田耕一、 坂本陽臣