1万2392人が快走 和歌浦ベイマラソン

 ジャズの演奏を聴きながら和歌浦湾周辺を走る 「第11回和歌浦ベイマラソンwithジャズ」 (実行委主催)が23日、 和歌山市毛見の和歌山マリーナシティなどを発着点に開かれ、 1万2392人が秋晴れの中、 心地よい汗を流した。

 北海道や鹿児島など全国34都道府県からエントリーがあり、 最高齢の参加者は美浜町の84歳の男性だった。 ゲストランナーは、 宮城県仙台市の東北福祉大学陸上部駅伝チームの選手たちで、 10㌔に出場。 この他、 姉妹都市の済州市(韓国)からも4人が参加し、 交流を深めた。

 ランナーたちは、 最近のマラソンブームを象徴するようにカラフルなユニホームを着たり、 仮装して沿道の笑いを誘うこともあった。 ジャズの演奏は、 メーン会場(和歌山マリーナシティ)やシーサイドロードなど6カ所で行われ、 13バンドが軽快な演奏で走者の背中を押していた。

 今回は東日本大震災と台風12号の被災地支援のチャリティー大会として開催。 エントリー料金と協賛金の一部を義援金として送る予定で、 来場者の募金も募った。