和大学院観光学研究科 来年度、博士課程設置
和歌山市栄谷の和歌山大学(山本健慈学長)は4日、観光教育研究を世界水準へ高度化、国際化させるため、平成26年度から「大学院観光学研究科」に博士課程の設置を予定していると発表した。
同大学は同19年に経済学部観光学科を設置し、同23年に「観光学研究科修士課程」を設置した。
博士課程の設置により、修士課程を博士前期課程に変更し、定員は5人から9人に拡大。修業期間は3年で、入学定員6人。観光学部の山田良治学部長は「地方の国立大学として、観光分野で地域に根を張り、世界に枝を伸ばしていきたい」と話した。