8月1日から「かいなん夢風鈴まつり」
海南市で8月1日から15日まで、由緒ある神社をスタンプラリーで巡る第4回「かいなん夢風鈴まつり~心ひとつに響き合う」(実行委員会主催)が開かれる。地場産業と観光をコラボレーションさせた祭り。ことしは「昭和レトロ」をテーマにした「メインイベント」(3日)を企画しており、多くの参加・来場を呼び掛けている。
紀州漆器「かいなん夢風鈴」が飾られた神社を巡るスタンプラリーは▽ワクワク=①中言神社(黒江)②岡田八幡神社(岡田)③國主神社(多田)④旦来八幡神社(且来)⑤宇賀部神社(小野田)⑥海南市物産観光センター「かいぶつくん」(名高・JR海南駅構内)⑦紀州漆器伝統産業会館「うるわし館」(船尾)▽ドキドキ=⑧藤白神社(藤白)⑨伊勢部柿本神社(日方)⑩春日神社(大野中)⑪千種神社(重根)⑫杉尾神社(阪井)⑬「うるわし館」⑭「かいぶつくん」――の2コース。どちらか7カ所完走で空くじなしの抽選、2コース制覇で「夢風鈴」ゲット率アップの「コンプリート抽選」にチャレンジできる。
また、初日午前9時から「かいぶつくん」で出発式が行われる他、期間中は各地点でイベントを実施。最終日午後5時からは豪華景品が当たる「W抽選会」が用意されている。
「メインイベント」は3日午後3時から海南駅西側の広場で。昭和の名曲が流れる会場から一番街商店街にかけて昭和の懐かしい車、海南の写真、再現した紀州番傘を展示。ステージで海南高校書道部と軽音楽部のパフォーマンス、開智中学校・高校アカペラ部、県警音楽隊のコンサート、「ザ・ハニービーズ」「エンジョイアブルジャズバンド」の「昭和レトロコンサート」が行われる他、商議所青年部と女性会の出店がある。
出演する海南高校生も本番へ向けて練習中。書道部部長の西畑美佑さん(3年)は「みんなで心を一つに元気を字で表現したい」、軽音楽部部長の岡室渉君(2年)は「明るく楽しんでもらえる演奏がしたい」と笑顔を見せ、志場泰造実行委員長は「ぜひお越しいただき、海南のまちをお楽しみください」とPRしている。問い合わせは海南商工会議所内の事務局(℡073・482・4363)まで。