126チーム4部門で熱戦 ヤングリーグ国際交流全国選抜 和歌山大会
本紙後援のNPO全日本少年硬式野球連盟ヤングリーグ・第20回記念国際交流全国選抜和歌山大会が3日から、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場を主会場に開催された。しんぽう写真館は<a href="https://www.wakayamashimpo.co.jp/category/photo" target=_new>こちら</a>から
中学生のレギュラーの部から小学生まで4部門合わせて126チームが参加。開会式には、和歌山市の大橋建一市長らが激励に駆け付け、大会委員長を務める竹中利幸和歌山支部長の開会宣言で幕を開けた。森政義大会々長が、リーグのモットーでもある「攻守にわたって全力疾走」を強調し、選手一人ひとりの健闘を願った。
選手宣誓は和歌山ビクトリーズの松本侑也主将と和歌山ニューメッツの池田光陽主将が行い、野球の素晴らしさ、野球ができることへの感謝を交え全力プレーを誓い、3日間にわたる熱戦の火ぶたが切られた。
試合は中学生3部門はトーナメント戦、小学生はリーグ戦と順位決定戦となったが、中学生レギュラーの部2回戦では、打田タイガースの岡本投手が好投。スライダーを中心に変化球がさえ、全丹波打線を完封。打田打線も5回に1死満塁から橋口が左中間へ運び2点を先制。7回にも1点を加え3―0で3回戦進出を決めた。
ジュニアの部でも、打田タイガースの打線が爆発。最終回に8点を挙げる猛攻で、一気に大阪狭山を突き放し10―0で圧勝した。
スーパージュニアでは、和歌山ビクトリーズが健闘。ファイターズ岡山との3回戦では、2点を追う4回、1死2、3塁から落合の中前適時打、久志の右越え2塁打で同点とした。なおも2、3塁とし松下が投前にスクイズを決め勝ち越し、さらに矢川の左前打で1点を加え、鮮やかな逆転イニングとなった。後半は投手の乱調もあり、大味なゲームとなったが、ビクトリーズが10―7で、岡山の反撃を振り切った。