パン屋の新作集結 11月3日マリーナシティ
パン屋が一堂に集まるイベント「パンステージ」が11月3日午前10時から、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ内・ロイヤルパインズホテル、プールサイドで開かれる。ことし5月に続き2回目。今回は奈良県のパン屋なども加わり、これから旬を迎える「古座川のユズ」を共通食材とした新作パンを発表。各店オリジナルの味をPRする。
スーパーやコンビニとの差別化を図り、地元パンのブランド化と消費拡大を目指す県内の団体「BREAD SAVE WAKAYAMA」と奈良県の団体「アトリエアルチザンクラブ」が主催。メーカーなど協賛を合わせ、20ブースを設ける。
同市松江北の「ブーランジェリーラパン」(雑賀一彰オーナー)は、カヌーをイメージした「パン・ド・カヌー」を考案。こだわりの卵とバターをたっぷり使ったブリオッシュ生地にユズ、カスタード、クリームチーズを合わせたクリームを載せ、焼き上げている。ユズの香りとクリームチーズの酸味が口の中で広がり、チーズケーキのような味わい。
他にもクリや紅玉リンゴなど秋の味覚を取り入れ、同店の約20種類のパンが並ぶという。雑賀オーナー(43)は「店舗数も品数も前回より増え、各店の規模は小さいがみんなで力を合わせたイベント。それぞれの店の味を楽しんでもらえれば」と意気込んでいる。
参加店舗は次の通り。
【和歌山県】ブーランジェリーフルリール▽パンジュール▽ボナペティヤナギヤ▽ブーランジェリーラパン▽ベーキングガレージハリマヤ▽ルフルニドゥジャンリュック▽ベーカリーパリジャン▽ホームベーカリーロボ▽ソレイユ▽ビアンコロッソ▽フェイバリットコーヒー【奈良県】ブーランジェリーアッシュ▽ブーランジェリープチ・ブーケ▽ラスティックベーカリー▽パン工房ウーの森▽パン工房yum―yum▽ドゥ・ソレイユ