春の火災予防運動/4事業所と1人表彰 和歌山市消防局

 春の火災予防運動(3月1~7日)に合わせ和歌山市消防局(林正義消防局長)は2月28日、防火に貢献した管内4事業所1人を表彰した。

 式で林局長は、昨年の長崎市のグループホームや、福岡市の病院など多数の死傷者が出た大火災を挙げ「防火扉や避難路の確保などに不備があり、防火管理の大切さがあらためて実感された火災だった」とし「安心安全なまちのため、今後も皆さんの協力をお願いします」と呼び掛けた。

 従業員の防火指導に尽力したとして優良防火管理者で表彰された水了軒紀州食品産業㈱の八木彌専務(82)は「事業所の近くに幼稚園や老人ホームなどが存在するので、 『絶対に火災を発生させない』という気持ちで今後も防火に取り組んでいきます」と表彰を喜んだ。

 優良防火管理事業所で表彰されたのは次の通り。
 医療法人井上病院(井上和久理事長)▽憩いの里加納オーアンドケイ㈲(小上晋司社長)▽㈱ニトリ和歌山店(似鳥昭雄社長)▽学校法人和歌山信愛女学院和歌山信愛女子短期大学(森田登志子理事長)