リンガーハット県内初出店 和歌山

 長崎ちゃんぽん専門の人気全国チェーン「リンガーハット」の県内1号店「和歌山北店」が8日、和歌山市狐島の国道26号沿いにオープンした。同市を中心に近畿圏内で飲食店などを展開するナチュラルフーズ(同市湊、奥田勝吉社長)がフランチャイズで運営する。

 リンガーハット(本社=東京都)は、九州や首都圏を中心に全国展開する長崎ちゃんぽん専門のチェーンレストラン。昭和49年に長崎県で第1号店をオープンして以来、全国に計558店舗(ことし6月末現在)を展開している。同社の長崎ちゃんぽんは、豚骨ベースのスープと太めのちゃんぽん麺、7種類の国産野菜をはじめ、イカ・エビ・豚肉など11種類の豊富な具材が特長となっている。

 オープン初日とあって、開店と同時に客が詰めかけ、店内はにぎわった。

 リンガーハット店舗開発部・執行役員の中島吉弘さん(61)は「国産食材の使用にこだわっている。県内1号店として繁盛する店舗にしてほしい」、副店長の寒川輝一さん(45)は「野菜たっぷりで、子どもからお年寄りまで楽しんでもらえる。県内の先駆けとして頑張りたい」と話していた。

 営業時間は午前11時~午後11時。