昨季王者に敗れる アルテリーヴォ

 関西サッカーリーグ1部第10節が各地で行われ、21日、ホームのアルテリーヴォ和歌山(4位)は、4月の第3節で引き分けた昨季王者FC大阪(1位)と和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で対戦し、1―3で敗れた。和歌山は勝ち点14、大阪は同22となり、順位に変動はない。

 試合は終始、大阪がリード。前後半合わせて和歌山のシュート数10本に対し、大阪に21本のシュートを浴びた。

 前半12分に大阪のFW川西誠、19分にFW中村亮太が立て続けにゴール。後半32分、再び川西のシュートで差を開けられると、34分に和歌山のMF芝崎純平が1点返上するも、後が続かなかった。

 近畿地方の梅雨明けが発表された、この日の競技場は気温33度。和歌山の辻本茂輝監督は「もったいない試合。この暑さの中、ミスが起きた後の切り替えの早さで差が出た。1カ月後のリーグ戦へ、しっかり準備して臨みたい」と語った。

 次節は8月30日午後2時から、鶴見緑地球技場(大阪市)で関大FC2008と対戦する。