イベント満載14日~ わかやまDC 

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録10周年を機に、JRグループ6社と県などが連携して実施する大型観光事業「和歌山デスティネーションキャンペーン(わかやまDC)」が14日、いよいよスタートする。同日は県出身の女優・岡本玲さん(わかやまパンダ大使)と、歌手・稲垣潤一さんを迎えたオープニングイベントが白浜町の白良浜特設会場で開かれ、初日から多彩な催しでキャンペーンを盛り上げる(写真は県提供)。

イベントは午後1時15分にスタート。仁坂吉伸知事らのあいさつ、地元観光関係者らの「おもてなし宣言」の後、岡本さんがスタート号砲を鳴らす。2時から3時半まで、「クリスマスキャロルの頃には」など数々のヒット曲を持つ稲垣さんによるコンサートがある(入場無料、荒天時中止)。

その他、町内では同日開催のイベントが盛りだくさん。白良浜では全国のフラ愛好家がダンスを披露する「第5回南紀白浜フラフェスティバル」(午後5~8時、翌日も同時間に開催)、メッセージとともに花火を打ち上げる「南紀白浜メッセージ花火」(午後8時~同40分)、砂浜を幻想的に演出する「キャンドルイルミネーション」(午後8~9時)を開催。しららはまゆう公園では白浜の海産物や農産物を販売する「南紀白浜しらら市」(午前8時~正午)があり、国の名勝「円月島」も特別にライトアップ(午後7時半~9時、翌日も同時間に実施)される。15日午前7時からは白良浜でビーチヨガ体験もある。

白良浜でのオープニングイベントに先立ち、14日午後9時から新大阪駅11・12番ホームでオープニング記念セレモニーがある。国広敏彦・JR西日本大阪支社長、仁坂知事、岡本さんらでテープカットを行う。

DCは12月13日まで。期間中は全国的に和歌山の観光がPRされ、県内各地でコンサートやスタンプラリー、景勝地のライトアップなど、さまざまなイベントが展開される。詳しくはインターネットで「わかやまDC」で検索。