県産モモたっぷり 人気の限定ビア
紀の川市桃山町の㈱八旗農園(山嵜芳雄代表)の白桃でできた季節限定のフルーツビール「国産桃ヴァイツェン」の販売が、ことしも大阪府箕面市の地ビール会社、箕面ビールで始まった。数回に分けてインターネット販売しており、販売開始とほぼ同時に売り切れるほど人気を呼んでいる。
八旗農園では、規格外のモモを加工したピューレを製造し、4年前からビールの原料として使用されている。毎年、楽しみにしているリピーターが増え、好評を得ていることから、ことしは製造量を約2倍にした。すでに2回の販売を終えており、3回目は今月中旬を予定しているという。
原材料のモモを育てた中浴泉さんは「ことしは香り、味ともにいい出来に仕上がっている。モモが形を変えてたくさんの人に喜んでもらえるのは作り手にとっての喜び。商品になったのを見るとうれしい」と、完成したビールを手に目を細めている。販売は箕面ビール(http://www.minoh-beer.jp/)。