税考えるきっかけに 海南駅で小学生の習字展

 国税庁の 「税を考える週間」 (11~17日) にちなみ、 海南・海草租税教育推進協議会 (板垣正三会長) は25日まで、 海南市名高のJR海南駅構内の市物産観光センター (かいぶつくん) で、 「小学生の税の習字展」 を開いている。

 普段あまり考えることのない税について、 小学生に関心を持ってもらおうと、 同協議会が毎年実施している取り組み。 海草地方の小学3年生以上の児童を対象に募集したところ、 224点が集まり、 会場では優秀作品に選ばれた10点を展示している。 作品は 「ぜい」 「青色申告」 など分かりやすく力強い筆遣いの力作ばかりで、 海南市長賞には、 西田歩未さん (加茂川小6年) の 「確定申告」 が、 紀美野町長賞には、 東浦成人君 (下神野小6年) の 「税金」 がそれぞれ選ばれている。

 海南税務署では 「同展を通じ、 税の意義や役割を考えるきっかけにしてほしい」 と話している。 作品展は午前9時半~午後6時、 最終日は4時まで。 その他の優秀作品は次の通り。

 西潟優薫 (日方小5年) ▽片山由記 (同小6年)▽鳥羽優輝(内海小3年)▽上村佳那(同小4年)▽前田愛莉(同小5年)▽上村優依(同小6年)▽湯場風々菜(巽小3年)▽桑原英寿(下津小5年)