吹奏楽の東京佼成 12月に金管10重奏

 国内トップレベルの吹奏楽団「東京佼成ウインドオーケストラ」の金管奏者10人が12月14日午後3時から、和歌山市小松原通の県民文化会館大ホールで、演奏を披露する。立正佼成会和歌山教会(同市西浜)の創立50周年を記念した式典の2部に登場する。

 約30年ぶりの和歌山公演とあって、事務局に問い合わせが多数寄せられるなど、注目されている。1部は午後0時20分から開始。一般入場可能で無料。

 同団は昭和35年に結成。全日本吹奏楽コンクール課題曲の参考音源演奏などを担当している他、楽団の拠点になっている普門館は、「吹奏楽の甲子園」と呼ばれ吹奏楽の聖地として親しまれてきた。

 当日は、金管合奏のための曲「三匹の猫」の他、「となりのトトロメドレー」「ど演歌メドレー」などバラエティー豊かに8曲を演奏予定。同団の勝川本久ステージマネジャー(35)は「当日会場に足を運んでいただき、音楽の幸せな時間を過ごしてください」と来場を呼び掛けている。

 当日の出演は次の皆さん。

 トランペット=本間千也、久保義一、奥山泰三、安藤真美子▽ホルン=堀風翔▽トロンボーン=今村岳、越智大輔、山内正博▽バストロンボーン=佐藤敬一朗▽チューバ=小倉貞行