アルテリーヴォ3連勝 ジャンボ決勝弾
関西サッカーリーグ1部は16、17の両日、各地で第5節の4試合が行われ、ホームのアルテリーヴォ和歌山は紀の川市桃山町の桃源郷運動公園陸上競技場でレイジェンド滋賀FCと対戦し、2―1の勝利で3連勝を飾った。宮本、大西のFW陣がそれぞれ得点を挙げた。
頼れるエース「ジャンボ」こと長身FW大西が完全復活だ。昨シーズンのリーグ得点王が2試合連続決勝弾をたたき込み、チームを勝利に導いた。
アルテリーヴォは同点で迎えた後半21分、先制点を挙げた宮本に代わり、190㌢の大西をピッチに投入。大西を起点に、ロングボールを多様した攻撃を展開し、敵陣に攻め込んだ。
後半34分、試合が動く。左サイドの白方からゴール前にボールが送られ、ルーズボールに反応した大西が倒れ込みながらゴールに流し込んだ。
守備では、ボランチの高瀬が要所で敵の攻撃を食い止め、カウンターを許さなかった。失点こそ喫したが、DFラインはシュートを4本に抑える安定感を見せ、連勝に貢献した。
決勝点の大西は「次の試合も得点できるよう、チーム一丸となって頑張りたい」と意気込みを語った。チームは3連勝でリーグ順位を4位から3位に上げた。次戦は24日、アウェーでアミティエSC京都(1位)と対戦する。午前11時半キックオフ。